「アレルゲンはアトピー性皮膚炎になった肌から入る事が最近の研究でわかったんです」
病院で教えてもらってめちゃくちゃびびりました。 インターネットでソースを調べたのでまとめます。
※1)この記事は医師の監修を受けたものではありません。
※2)ただの普通の親が書いたまとめ記事です。
アレルゲンはアトピー性皮膚炎の肌から入る
最近になってアトピー性皮膚炎の皮膚では免疫細胞が表皮を貫いて突起を伸ばしていることが分かりました。引用:世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見 - 国立成育医療
マジで書いてあった。
普段は肌の奥にいる”免疫細胞”が、アトピー性皮膚炎になると肌の表面に出てきて、アレルゲンを拾っちゃうらしい。ってことかな?
ステロイドの処方にも大事な理由があった
アトピー性皮膚炎から他のアレルギー疾患の発症を防ぐためには、保湿剤だけでは不十分で、皮膚炎症を抑え免疫細胞の突起を引っ込めさせる必要があると想定されます。引用:世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見 - 国立成育医療
汗疹(あせも)ですぐステロイドを処方されたので、「早くね?」と思いましたが、理由があったんですね。
乳児期の皮膚炎は早期に抑えるのが、 他のアレルギー疾患の発症を防ぐことになる。ってことかな?
皮膚炎を防ぐためには保湿が大事
新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性 皮膚炎の発症リスクが 3 割以上低下することが分かりました。そして、アトピー性皮膚炎発症が卵アレルギーの発症と関連 することも突きとめました。引用:世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見 - 国立成育医療
ひたすら言われますよね、保湿!!
ネットでさらっと調べると、「最近のトレンドは保湿!」 とか軽いノリだったけど、 アレルギーの発症を防ぐ可能性があるのなら、結構責任重めのタスクになりますね。
他に、アレルギーに関して調べた際に興味深かった事を記載します。
衛生的じゃない方がアレルギーになりにくい?
次世代のためのアレルギー疾患発症の予防戦略 - J-Stage
引用していいわからないので、リンクだけ。
衛生仮説というものらしいですが、 非衛生的な地域で育った場合、 花粉症の発症率やアレルゲン抗体の保有率が低くなる事が報告されているそうです。
なぁにかえって免疫がつく!ってネタじゃないのか。
アレルギーマーチ
アレルギーマーチとは日本小児アレルギー学会初代の理事長である故馬場実先生が1970年頃に提唱した概念である。乳児期に食物アレルギーに罹患した子どもが、その後、アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症に罹患していく経過がマーチのようであることから名付けられた。引用:アレルギーマーチについて 斎藤博久(国立成育医療研究
例:アトピー性皮膚炎→卵アレルギー→喘息→ダニアレルギー
上記の例のように、成長とともにアレルギーに罹患していく様がマーチのようだ。という事ですね。 提唱されたのは随分前ですが、それを証明する研究結果も出てきているようです。
まったく知らない言葉でした。一般にもっと広めてもいいのでは?
離乳食・消化管アレルギー
離乳食の開始が遅れることもアレルギーの発症に関与してくるようです。 他にも、”消化管アレルギー”など子を持って初めて聞くワードも出てきました。
奥が深く、幅も広いので調べるのが大変ですね・・・・。 先に挙げた引用元の研究をされた先生がアレルギー会での存在感が大きそうです。
研究をされている先生たち
国立成育医療研究センターの斎藤 博久 副研究所所長・大矢 幸弘 生体防御系内科部アレルギー科医長のグ ループは、アレルギー疾患の発症予防に関わる仕組みの解明を目指した臨床研究を実施しました。引用:世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見 - 国立成育医療
以下の二人の先生です。貴重な研究です。ありがとうございます。
記事末にお二人の著書を紹介します。
おわりに
病院の先生の指示に従うことは当然なのですが、 自分なりに呑み込めると、対策の本気度が変わってきます。
わたしもアレルギー持ちだから、子供にはなってほしくないなぁ。
ブログ「いつもたのしく」でした!
先生たちの本
↓この本を買ったのでレビュー書きました。
幼児の保湿に本気になれる本
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