ハザードマップを使って、 「子育てに適した地域を探す」 みたいなネタ企画を温めていたのですが、 痛ましい災害が起きてしまいました。
被害に遭われたかたの、一刻も早い救助を願います。
熱海市の災害
ハザードマップ上では、災害の可能性がすでに予想されていた地域だと言うことがわかります。
重ねるハザードマップを見てみよう
わたしの近所の新宿区近辺のハザードマップ
「重ねるハザードマップ」は、 操作が非常に簡単で、操作性は、他の地図アプリと変わりません。
指定した地域に、災害の可能性があれば、上の画像のように、色付きで表示されます。
- 地名・住所を入力
- 災害種別を選択
- 該当地域に色が塗られる
市区町村のハザードマップはPDF
市区町村のハザードマップは、PDF形式で、 「重ねるハザードマップ」より詳細な情報が得られるのですが、 印刷されることを意識したような様式なので、 PCやスマホではかなり見辛いです。
しかし「重ねるハザードマップ」ならば、ほぼ地図アプリと同等なので見やすいです。 ぜひ一度、スマホやPCで、ご自身の住んでいる地域を、チェックしてみることをおすすめします。
スマホ版の使い方(サイトを開く)
「ハザードマップポータルサイト」と検索してサイトを開きましょう
こちらのリンクからも開けます。
ハザードマップポータルサイト(外部リンク)
地名や住所を入力
検索欄がありますので、地名や住所などを入力し検索しましょう。 今回は、わたしが住んでいる「新宿区」と入力しました。
候補から選ぶ
カーナビのように「候補」が出ますので、一致する地名を選び、右上の「バツマーク」で候補欄を閉じます。
「情報」をタップする
地図が開いたら「情報」をタップしましょう。「災害種別」を選ぶ
見たい災害種別を選択しましょう。一つだけではなく、複数選ぶことも可能です。
選び終わったら、先ほどと同じように、右上の「バツ」をタップして選択欄を閉じます。
(例では「土砂災害」を選びました)
地図を見る
一見何も表示されていないように見えますが、赤枠で囲んだ箇所に 小さな黄色い点が見えます。
拡大してみてみましょう。
二本指でピンチするか、左下の”+”ボタンで拡大できます(縮小はマイナスボタンで)
※お使いの機種によって操作が異なる可能性があります。
色の付いた地点をタップ
色の付いた地点をタップしましょう。詳しい情報が見れます。
情報を見る
「土砂災害の危険があると」表示されました。
他の場所をみる
指で地図を操作してみてください。 スマホの地図アプリや、カーナビと一緒です。
東京全体
東京全体が見えるようにしましたが、何がなんだかわかりませんよね。 それぞれの色やマークの意味をみてみましょう。
凡例をタップ
凡例をタップすると、それぞれの色分けの意味を見ることができます。
簡単な説明
ピンク色に塗られた箇所は、 洪水による浸水が想定されている地域です。「荒川付近」に色が付いていますね。
黄色のマークは、冠水が想定されている道路の箇所です。
自宅に色が付いていたら?
引っ越すか、なんとか災害に備えましょう。
この記事を書いた経緯
本当は、「ハザードマップを使った引っ越し先の決め方」 みたいなタイトルにして、 「皇居最強!!」 というオチにするために資料をまとめていたのですが、 熱海でおきた災害のこともあり、急遽ハザードマップの使い方を、 簡単に説明することにしました。
重ねるハザードマップは素晴らしい
ネタ抜きに、引っ越し先を選ぶ基準として使えます。 個人的には、道路の騒音情報なども加えて頂けると 引っ越し用には完璧だと思います。
騒音は環境省管轄
騒音はここでみれます。 ほかに公共用水域や大気汚染の情報も地図上でみれますので 引っ越しを検討されている方は見てみるといいです。
特に騒音は、小さな子供がいる場合、夜泣きの原因になるのでマストです。
おわりに
とりあえず、山手通りの騒音やばいので引っ越したい!!
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